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フィラリア症(犬糸状虫症)とは…
心臓や肺動脈に寄生する寄生虫によって、心臓や腎臓・肝臓などに
障害をきたし心不全などの臓器不全を起こして最終的には命を落として
しまう事もある、犬にとってとても怖い病気です。
全ての蚊がフィラリア子虫を持っている訳ではありません。蚊がフィラリア症に感染している犬を吸血した時に、感染犬の体内にいる成虫が生み出すミクロフィラリアが蚊の体内に入り、感染子虫へと成長します。
そうして蚊の体内に入る事によって初めてフィラリアは犬に寄生出来る感染子虫へと成長します。
感染子虫を持っている蚊が、犬の血を吸血する時に犬の体内に入り込む事でフィラリア症に感染してしまいます。
*犬から犬へ感染する事はありません。例え近くに感染犬がいたとしても、
一旦蚊の体内に入らない限り、感染子虫へと成長できないからです。
ですから、
フィラリア症は蚊の出る季節に予防する必要があるのです。
予防の時期は気温や地域によって違いますが、
この辺りの地域ですと予防薬を飲み出すのは
となります。
予防薬を飲ませるのは、蚊が出始めてから1ヶ月後です。
そして、最後の1回は蚊が絶対にいない時期に飲まなくてはいけません。
予防薬は飲んでから1ヶ月間持続して効果がある訳ではなく、1ヶ月の間に入り込んだ子虫を投薬したその日にまとめて駆虫するというものだからです。
4月中旬頃から蚊が出始めたと考えて、1ヶ月後の5月中旬頃に飲み始め、その後1ヶ月に1度、入り込んでしまったかもしれない子虫を予防薬で駆虫します。そして蚊に刺される事が絶対にない11月中旬以降に最後の1回を飲むことで、フィラリア症を予防する事が出来ます。