

※診療内容と料金を併記することは法律により禁じられています。
お問い合わせはお手数ですがお電話か窓口にてお願いします。

※猫のワクチンについて
猫のワクチンは、3種ウイルス混合が基本です。そこに、クラミジア、白血病ウイルス、が順に加わり、4種、5種と呼ばれます。 さらに、3種の中のひとつであるカリシウイルスを3タイプに分けて、{2+カリシ×3}+クラミジア+白血病で7種、というものがあります。 白血病はやや特殊なものなので、混合ワクチンとは別に項目を設けます。 また、白血病ワクチンは単体でも打つことが出来ます。他に、エイズのワクチンもありますが、これはさらに特殊です。
猫のワクチンは、3種ウイルス混合が基本です。そこに、クラミジア、白血病ウイルス、が順に加わり、4種、5種と呼ばれます。 さらに、3種の中のひとつであるカリシウイルスを3タイプに分けて、{2+カリシ×3}+クラミジア+白血病で7種、というものがあります。 白血病はやや特殊なものなので、混合ワクチンとは別に項目を設けます。 また、白血病ワクチンは単体でも打つことが出来ます。他に、エイズのワクチンもありますが、これはさらに特殊です。

基本の3種のウイルスはどれも日本中に見られ、とくに猫カゼの原因になる2つのウイルスは、
野良の猫ならすべて保有しているといっても過言ではないように思います(公式なデータはわかりませんが)。
また、ウイルスは環境中での抵抗力が強く、人がウイルスを服や靴につけて持ち帰ってきてしまうこともありますので、
室内飼いでも感染の可能性があります。子猫は言うまでもなく、成猫でもしっかりワクチンを打つ必要があるでしょう。
猫カゼについては、もしすでに感染していても、ワクチンによって症状を押さえ込むことが期待できます。
接種はほぼ犬と同様で、生後60日目、90日目、(+120日目)、以後1年おき、が万全です。

白血病ウイルスに対するワクチンです。接種前に感染の有無を検査する必要があります。(検査方法についてはお問い合わせください。)
白血病ウイルスは唾液に大量に排泄されるため、喧嘩による咬み傷、母猫から子猫への毛づくろい、食器の共用、などで感染します。
しかし感染力、環境中の抵抗力は弱く、外に出なければ感染することはないといえます。
保護した猫や外に出る猫は、検査をしておくほうがよいでしょう。また、多頭飼いでその中に白血病の子がいるならば、他の子にはワクチンを打ってあげてください。

エイズウイルスに対するワクチンですが、室内飼いならば通常感染の危険はありません。
検査についての解釈が複雑で、有効なウイルス株(インフルエンザのA型、B型のような差異)に対してもいささか疑問があり、個人的にはお勧めはしません。
予防=ワクチンではありません。外に出さないのが一番の予防でしょう。多頭飼いなどで予防の必要がある場合はご相談ください。

ノミ、マダニ、ミミダニなどです。血を吸われるなどの直接的な害だけでなく、ノミは、アレルギー性皮膚炎の原因になります。
刺されたところがかゆくなるのでなく、ノミの唾液などに反応して体中(主に腰背部)がかゆくなるのです。たった一匹のノミでもそれは起こります。
ノミ、ダニとも外(特に草むらなど)に行けば寄生される可能性があります。
最低限、春から秋の虫が活動する時期は予防してあげたほうがよいでしょう。ノミに関しては、条件によっては一年中予防が必要です。
液体を皮膚に垂らすものが最も便利で副作用もありません。有効な寄生虫とその期間には製品により若干差がありますのでご相談ください。
特に子猫を保護した時と外にでる猫は確実に駆除してあげてください。

おなかの虫です。子猫の場合は命にかかわることも少なくありません。
また、特筆すべき虫として、昆虫、蛙、蛇などを食べたりして感染するマンソン裂頭条虫(いかにも強そうな名前ですよね。このあたりでも普通にいる寄生虫です。)は、
重度の下痢、削痩の原因になります。特に子猫を保護した時と外にでる猫は検便をしっかりしてあげてください。